痛みに注意しましょう。頭痛や鼻の痛みと蓄膿症
慢性的な頭痛のほとんどは、緊張型あるいは筋収縮性頭痛といわれる血行不良によって筋肉が凝ることから起きます。頭が締めつけられ
るような痛みが終日ダラダラと続くのが特徴です。夕方から夜にかけて悪化する傾向もあり、首を回すとめまいが起きることもあります。
筋肉や神経の緊張と凝りが原因のため、肩こりなどを伴うことが多いもの。長時間同じ姿勢で仕事をする人などに多いのですが、姿勢の
悪さ、歯の噛み合わせ、睡眠不足、眼精疲労などからも起こり、精神的なストレスも大いに影響します。
気をつけたいのが睡眠不足です。疲労が溜まり体が弱っていると、頭痛が起きやすく症状もひどくなる傾向があります。
規則正しい生活、しっかり寝る、きちんと食事をする、適度な運動をする、ストレスをためないなど、体と心の疲れを溜めないよう健康
に暮らすことが、頭痛に悩まされないための生活です。
副鼻腔に慢性の炎症を起こす疾患のことで、俗に蓄膿症と呼ばれていた病気です。以前は、細菌感染による炎症が主な原因といわれてい
ましたが、最近ではアレルギーを背景にした炎症が増加しています。
症状は、膿性の鼻漏(びろう)や鼻ポリープを形成することによる持続性の鼻づまり、頭痛、嗅覚障害が出現します。また、鼻漏がのどにまわっ
てしまう後鼻漏という症状やすぐにのどが痛くなるといった症状もでてきます。
乳幼児の場合は、鼻づまりや頭痛を訴えることはなく、かぜがいつまでも治らない、いつも鼻をすすっている、咳がなかなか止まらない、
いびきをかくようになった、中耳炎になりやすいなどといった症状で耳鼻咽喉科を受診し、初めて副鼻腔炎がわかることが少なくありません。
耳鼻咽喉科で行う基本治療法で、抗生物質、消炎剤の薬液を噴霧(ふんむ)器を使用して霧状にし、鼻腔より吸入して副鼻腔に到達させ
る治療法です。前処置として鼻腔内の鼻汁(びじゅう)を清掃し、粘膜の腫れを抑える処置を行います。