メタボリックシンドロームは誰にでもなる可能性のある病気です。メタボリックシンドロームの予防法を解説します。
毎日の食事の内容や量を見直すことで、メタボリックシンドロームを予防しましょう。
基礎食品群と呼ばれる炭水化物、タンパク質、脂質、ビタミンC、カルシウム、カロテンをそれぞれ摂取できる食事内容がお勧めです。
これは厚生労働省が作った指針て、うち炭水化物、タンパク質、脂質を三大栄養素といいます。
栄養バランスを整えることでカロリーも量も調整できるので、一石二鳥です。
理想的な食品数は一日に30品目以上の食材を食べることですが、毎日30品目以上の献立を維持することはかなり困難です。
一応の目安として、主食には副菜と主菜の2皿をつけることです。
メタボリックシンドロームの予防になるようできることを少しずつしていきましょう。
これだけでメタボリックシンドロームの予防に一歩近づきます。
効果的にメタボリックシンドロームを予防したいならば、食事を和食中心にします。
良質なたんぱく質として肉よりは魚、そして豆腐や納豆などの大豆製品が向いています。
丼ものは和食の中でも野菜が少ないので、丼ものなどを食べる時は野菜も一緒につけるようにすると共に、なるべく薄味のものを食べましょう。
2006年7月に厚生労働省が策定した運動指針は、メタボリックシンドロームを予防し健康な毎日を送るために必要な運動を示しています。
ここでは生活活動の内容をメタボリックシンドローム予防の運動になると位置づけており、スポーツやジョギングでなくとも通勤通学の歩行なども運動に含んでいます。
意図的に激しく体を動かさずとも、日々の生活に運動をしているという考え方です。
運動によってメタボリックシンドロームを予防するためには、無理のないペースで継続して行えるものであることが重要です。
毎日が忙しい人の中には、メタボリックシンドロームを防ぎたい意欲はあるけれどなかなか運動の時間がないことがあります。
無理なく運動量を増やすためには、生活の中で活動する部分を広げるところから始めましょう。
普段の生活で簡単にできる生活活動としては立位、オフィスワーク、洗濯、炊事などです。
掃除はそれらより比較的重い生活活動であり、介護や子どもと遊ぶことなども活動と見なすことができます。
今やメタボリックシンドロームは、子どもの間にも広がっているのです。
肥満気味の子供は増加傾向にあり、30年前に比べると約2倍に増え、約10人に1人は肥満というデータもあります。
こどものメタボリック症候群は、大人と同じように不規則な生活や運動不足、脂肪の多すぎる食事、そしていつでも買い物ができる便利な環境などが原因しています。
子供の肥満やメタボリックシンドロームの約70%は、大人になっても移行する可能性も高いようです。
小児期でもひどい肥満症であれば、高血圧や糖尿病などの生活習慣病を引き起こす危険性をはらんでいます。
子供が肥満気味だと感じる人は早めに検査等を受けてメタボリック症候群の予防をすることが大切です。
実際に厚生労働省からは、6〜15歳のメタボリック症候群の診断基準が出されているのです。
それほどメタボリック症候群の予防と対策が子供にも大変重要なことであることがわかります。
メタボリック症候群の予防といって子供に無理なダイエットを強要することはあまりおすすめできません。
食生活を改善することが、子どものメタボリック症候群の一番の予防になります。